試験問題の解き方のコツ

試験問題の解き方のコツ

社会福祉士の試験は13という多くの科目数を網羅するだけでなく、1問あたりおよそ1分半しか回答時間のない、切迫した試験環境の中で、150問もの問題を解いていかなければなりません。そして多忙な生活を送る皆さんは何より、勉強に専念できる時間も限られていることでしょう。

 

 この難題をクリアーし社会福祉士に合格するためには、まず要領良く勉強を進める必要があります。その勉強方法については、「学習方法」のページにおすすめの方法を書きましたので、ぜひ一度ご覧下さい。

 

 このページでは、実際の試験時の、問題の解き方のアドバイスをご紹介したいと思います。あえて繰り返します、試験当日はおそらく想像以上に時間が足りなくなります。

 

 そして試験問題というのは引っ掛けや、受験者の混乱を誘うような様々な仕掛けが作ってあります。正直に1問ずつじっくり解いていったのでは、ほぼ間違えなく終わりませんし、これらの仕掛けに引っかかりやすくなってしまいます。

 

 そこで、まず1回目は速読&即答をします。これは大体15分くらいで、問題を最後まで“目を通す”感じで解答するのです。要するに問題文の冒頭を読んだ程度で、すぐに回答できそうなものだけを探して解いていくのです。

 

 少しでも読むのに引っかかったりしたら、どんどん飛ばしていく。暗記物の問題など、覚えてさえいれば見ただけで解答できてしまうような問題が、必ず数問くらいはあるものです。まずはそれだけを解く感覚です。この1回目の速読&即答で10問くらい解けたら上出来です。そのくらいのつもりでまず、試験問題すべてに目を通して下さい。きっと試験問題の構成も、この時見えてくるはずです。

 

 そして2回目以降は、1回目の倍くらいの時間をかけて解答していきます。それでも問題文が読みにくく、難しく感じるものなどは、どんどん飛ばして行きます。きっとその問題は、出題者が受験生を混乱させ足止めさせるために作ったワナの一つです。このような形で問題文を4〜5回、目を通せたら理想ですね。

 

 ただこの方法で注意しなければならないのは、マークミスです。おそらく飛び飛びでマークシートにチェックしていくことになりますので、きちんと問題番号を照らし合わせて注意してマークしていって下さい。

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