学習方法
ここでは合格者である私が実践した、勉強方法の一つをご紹介したいと思います。
私が実践した学習方法はずばり、「社会福祉士受験ワークブック(中央法規)」の丸暗記+「模擬試験」です。この二つをひたすらくりかえしました。
まずこのページではワークブックの丸暗記の方法について、少し詳しくご説明します。
受験する年の前年の8月頃、中央法規からその年度向けの「社会福祉士受験ワークブック」というテキストが発売されます。
時事問題や法律の改正点などを見落とさないためにも、必ず受験年度用の新しいワークブックをお買い求め下さい。また、この本は精神保健福祉士との共通科目と専門科目の2種類がありますので、必ず2つとも揃えて下さい。これを内容はもちろん図や年表の隅々までを、暗記していきます。
このテキストは各科目ごとに要点が箇条書きになっていますので、まずキーワードに“鉛筆”で線を引きながら黙読します。(蛍光ペンはあとで消せないので、鉛筆がオススメです。)
この際、内容のわからないものはすべて調べ、年号や各施設の名称など、試験直前にまとめて覚えた方が良いものなどは、ルーズリーフやノートに自分なりに同時進行でまとめていくのがコツです。
このルーズリーフやノートを上手に作れたら、不安になりがちな試験直前の追い込み勉強の時、必ずあなたの強い味方になってくれるはずです。
社会福祉士受験ワークブックは1冊が300ページほどですから、以上の方法で一日10ページの黙読を心がけて下さい。そうすれば一ヶ月で一冊読み終わります。つまり2ヶ月で2冊とも読破することができるわけです。安心してください、この時点では内容をほとんど忘れていて当たり前ですから。とにかく毎日、線を引きながら10ページを読みぬいてみて下さい。
そして次の3ヶ月目からが本当の勉強です。また最初から読み直し、復習していきます。まずは鉛筆で線を引いた内容を思い出しながら、暗記を心がけます。カードなどで隠しながら読んでいくのがおすすめです。行き詰まった時には、あなたの作ったノートが手助けしてくれるはずです。きっと1回目よりも断然スムーズに10ページを読み切ることができるはずです。この2回目の復習をしながら、またさらにあなたのノートの内容を充実させていくことを忘れずにして下さい。
関連ページ
- 社会福祉士試験の概要
- 社会福祉士国家試験とその仕事
- 次のステップ学習方法
- 社会福祉士国家試験とその仕事
- 試験問題の解き方のコツ
- 社会福祉士国家試験とその仕事